観光情報

北国街道木之本宿

北陸と近畿を結ぶ陸路として、古くから開けた道路で名称も経路も時代により変遷してきました。一般的には金沢城下から中仙道鳥居本宿までを北国街道と呼び、木之本宿には本陣、問屋、伝馬所などが設けられました。木之本宿には昭和の初めまで中央に小川が流れ、柳の木が植えられた宿場らしい風情を残していましたが、現在では埋め立てられ、商家の家並みに昔の情景を残しています。
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浄信寺(木之本地蔵院)

眼癌平癒の仏さまとして知られる時宗の寺。境内には本尊(秘仏)を模した高さ6メートルの地蔵大銅像が立ちます。書院の北側にある庭園は、北方に芝生に覆われた築山を設け、右手に枯滝石組、池中に亀島、正面の出島に鶴島を配した蓬莱様式の庭です。
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竹生島

西国三十三ヶ所巡りの第三十番札所として信仰を集め、国宝の宝厳寺唐門や都久夫須麻神社本殿、重文の船廊下なども拝観できます。長浜・今津・彦根各港より定期船。
 
 

雨森芳洲庵

朝鮮外交に尽力した江戸時代の儒学者・雨森芳州の生涯を辿り、思想や業績を顕彰するとともに東アジアとの交流と友好をめざす拠点として建てられた施設。芳州や朝鮮通信使に関するパネルや資料が展示されています。

曹洞宗・久澤山 全長寺

寛政2年(1790)に建立された曹洞宗寺院。本堂は滋賀県の有形文化財に庫裏は長浜市の有形文化財に指定されています。池原村別所山(べっしょやま)上にあった天台宗万権寺の本尊、馬頭観音立像が境内の観音堂に安置されています。事務所に予約をしていただければ拝観していただくことも可能です。また、6月下旬から7月初旬には、境内に植えられた約800本のあじさいが見頃をむかえます。詳しくはこちら

洞寿院

丹生川上流の菅並からさらに支流・妙理川をさかのぼった渓間にある曹洞宗の寺院。室町時代初期、如仲禅師によって創建されました。今も寺宝として残る「龍の玉」は如仲禅師がこの地で人を苦しめていた龍を法力で治め住職として認められた授かったものとされています。


己高山信仰と観音さま
びわ湖の北・湖北とよばれているこの地域には奈良時代から平安時代初期に造られた優れた観音さまが多く祀られています。なぜ、この地域にたくさんの観音さまが残されているのでしょう。その理由として考えられているのが己高山信仰です。己高山には平安時代から鎌倉時代にかけて、観音信仰を基調とする数多くの寺院が点在し、それぞれの寺院にご本尊の観音さまが祀られておりました。その後、鎌倉から室町時代に廃絶してしまいましたが、観音さまは村人たちの手によって暮らしや風土と密接に関わりながら大切に守られるようになりました。

観音さまとのご縁を抱きながら・・・
湖北地方では今も村の人々の手によってほとんどの観音さまが守られています。それは単なる信仰というより観音さまへの感謝と慈しみの心のように思われます。「守らせていただくご縁に感謝してくらしています」と語る村人たちの言葉がそのすべてを物語っているといえるでしょう。

己高庵は湖北の観音さまと観音さまを守ってきた人々の思いを届けるコンシェルジュでありたい思っております。
※ご拝観を希望される場合には事前のご予約が必要です。

宿泊プラン

各お堂の拝観状況はこちらからご確認下さい。

拝観スポット│観音の里・長浜 (kitabiwako.jp)

己高閣・世代閣には、鶏足寺中心に己高山に構えていた寺院の宝物が多数収められています。

十一面観音立像

鶏足寺(己高閣収蔵)(長浜市木之本町古橋)

木造 彩色 像高172.1㎝ 平安時代前期~中期 重要文化財
作家の井上靖が小説『星と祭』の中で、「村一番の美しい内儀(かみ)さん」と表現した観音さま。己高山の中心寺院鶏足寺の本尊と伝えられています。比較的痩身で直立的なお姿が印象的です。

  • 【拝観について】
  • 予約不要 9:00~15:30 月曜日休 冬季休館(1月~2月)
  • 拝観料 500円(己高閣・世代閣共通)
  • 連絡先 古橋鶏足寺案内所 0749-82-2784
  • 己高庵より徒歩2分

菩薩形立像(魚籃観音立像)

戸岩寺(世代閣収蔵)(長浜市木之本町古橋)

木造 古色 像高159.0㎝ 平安時代 県指定文化財
半身に衣をまとっていない観音さま。左手に魚の入った籠をもっていることから魚籃観音像と伝えられています。

  • 【拝観について】
  • 予約不要 9:00~15:30 月曜日休 冬季休館(1月~2月)
  • 拝観料 500円(己高閣・世代閣共通)
  • 連絡先 古橋鶏足寺案内所 0749-82-2784
  • 己高庵より徒歩2分

十一面観音立像

石道寺(長浜市木之本町石道

木造・彩色 像高173.2㎝ 平安時代 重要文化財
欅造りならではの柔らかさが感じられます。作家・井上靖が小説「星と祭」の中で「村娘のよう」と表現した石道寺のご本尊。唇に残った朱色はまるで紅をさしているかのような愛らしい印象の観音さまです。

  • 【拝観について】
  • 予約不要 土日祝のみ拝観可能 16:00まで 12月30日~2月末
  • 連絡先 石道寺世話方詰所 0749-82-3730
  • 拝観料 300円
  • 己高庵より車で5分、徒歩15分

十一面観音立像

石道寺(長浜市木之本町石道)

木造・漆箔 像高101.9㎝ 平安時代 県指定文化財
ご本尊と同じ厨子内に安置される十一面観音さま。

  • 【拝観について】
  • 予約不要 16:00まで 12月30日~2月末
  • 連絡先 石道寺世話方詰所 0749-82-3730
  • 拝観料 300円
  • 己高庵より車で5分、徒歩15分

十一面観音立像

医王寺(長浜市木之本町大見)

木造・漆箔 像高145.4㎝ 平安時代後期 重要文化財
丸みを帯びたやさしいお顔が愛らしいお嫁さんのような観音さま。明治20年に医王寺の僧が古物商から買い受けたものと伝えられています。明治初期の廃仏毀釈の際に己高山仏教圏のお寺から流出したのでしょうか。以後、村の人たちによって愛娘のように大切に守られている観音さまです。

※現在拝観休止中

千手観音立像

黒田観音寺(長浜市木之本町黒田)

木造・古色 像高200.0㎝ 平安時代 重要文化財
「保崎谷の観音さま」と親しまれる大きく堂々とした観音さま。千手観音像と伝えられていますが、頭上に仏がないことや18本の腕を持つことから准胝観音像とも言われています。包容力を感じさせるふくよかなお姿と厳しさの中に優しさを覗かせているようなお顔が印象的です。

  • 【拝観について】
  • ※事前予約(12月25日~3月末 冬季休)
  • 連絡先 観音コンシェルジュ 0749-85-2273
  • 高庵より車で18分

菩薩形立像

安念寺(長浜市木之本町黒田)

木造 像高152.5㎝ 平安時代
戦国時代、織田信長の焼き討ちによる焼失から免れるために、田に埋めた伝わる仏さま。長い間、土中にあったため朽ちてしまったといわれています。現在、安置されている10体の仏さまはどの方も無残なお姿をされていますが、地域の人からは「いも観音」と親しみを込めてよばれ、かけがえのない仏さまとして大切に守られています。

  • 【拝観について】
  • 事前予約
  • 連絡先 観音コンシェルジュ 0749-85-2273  己高庵より車で18分

十一面観音立像

向源寺(長浜市高月町渡岸寺)

木造・漆箔 像高194.0cm奈良時代末期~平安時代前期国宝
日本に7躰存在する国宝の十一面観音像のなかでもっとも美しいといわれている慈愛に満ちたお姿の観音さま。織田信長の小谷攻めのときに堂宇は焼失しましたが、観音像は土中に埋められたため難を逃れたと伝えられています。頭に配置された菩薩の配列や大きな耳飾りが特徴的です。

  • 【拝観について】
  • 無休  9時~17時(12月~2月は16時)
  • 拝観料 500円
  • 連絡先 渡岸寺観音堂 ℡ 0749-85-2632
  • 己高庵より車で13分

馬頭観音立像

横山神社(高月観音の里歴史民俗資料館)

像高99.6㎝ 平安時代~鎌倉時代 長浜市指定文化財
高月町観音の里資料館に寄託されています。憤怒相とはいえ、おだやかな表情の馬頭観音さまです。

  • 【拝観について】
  • 火曜日休館 9時~17時(12月29日~1月4日休)  入館料 300円
  • 連絡先 高月観音の里資料館 ℡ 0749-85-2273
  • 己高庵より車で13分

十一面観音立像

西野薬師堂(充満寺)(長浜市高月町西野)

木造・漆箔・古色 像高166.7㎝ 平安時代後期 重要文化財
堂宇は戦国時代、戦火によって焼失しましたが、仏さまは集落の人々によって救い出され、現在は重要文化財の薬師如来と並んで薬師堂に安置されています。重量感と彫りの深い筋肉、しなやかな腰の捻りが特徴的です。

  • 【拝観について】
  • 月・火休み 12月1日~3月末 冬季休
  • 拝観料 500円
  • 連絡先 西野薬師堂、充満寺予約専用電話 ℡ 090-8938-6369 ※2日前までに要予約
  • 己高庵より車で20分

千手千足観音立像

正妙寺(長浜市高月町西野)

木造・漆箔 像高42.1㎝
憤怒相で千本の手と千本の足を持つ珍しい観音さま。

  • 【拝観について】
  • 要予約(当日連絡可)
  • 拝観料 500円
  • 連絡先 正妙寺世話方 ℡ 080-1490-8032
  • 己高庵より車で20分

千手観音立像

赤後寺(日吉神社)(長浜市高月町唐川)

木造・漆箔 像高173.6㎝ 平安時代前期 重要文化財
戦乱から守るため、川に沈められたという伝承が残されています。当初は頭上に十一面を配し、42本の手を持っていたと考えられていますが、現在は十二本だけとなり、手首から先も失われています。背板の内面には平安前期に書かれた墨書があり、その内容から8世紀末から9世紀の初期に官営工房の影響を受けて作られたことがわかっています。

  • 【拝観について】
  • 要予約(当日連絡可)
  • 拝観料500円
  • 連絡先 赤後寺世話方 ℡ 090-3164-7486
  • 己高庵より車で15分

聖観音立像

赤後寺(日吉神社)(長浜市高月町唐川)

木心乾漆造・漆箔 像高183.1㎝ 平安時代 重要文化財
両手先とつま先を失った痛々しいお姿なのは、千手観音さまと同様、川に沈められて、戦火を逃れたたことによると伝えられています。境内石段下にはその際、枕に使ったという枕石が残されています。千手観音さまとともに厄を転じて利となす「転利(コロリ)観音」としても親しまれています。

  • 【拝観について】
  • 要予約
  • 拝観料300円
  • 連絡先 赤後寺世話方 ℡ 090-3164-7486
  • 己高庵より車で15分

十一面観音立像

大浦十一面腹帯観音堂(長浜市西浅井町大浦)

木造 素地 像高149.0㎝ 平安時代
榧の木の一木造で、腹部が少し脹らんでいる観音さま。腹にサラシの帯を巻くことから「腹帯観音」と称され、子宝祈願・安産祈願の観音さまとして親しまれています。

  • 【拝観について】
  • 要予約
  • 拝観料 志
  • 連絡先 観音コンシェルジュ 0749-85-2273
  • 己高庵より車で25分

馬頭観音立像

徳円寺(長浜市西浅井町庄)

木造・古色 像高80.0㎝ 鎌倉時代 県指定文化財
美しい角度で伸びる8本の腕を持つ馬頭観音さま。足元をまるで急ブレーキでも踏んでいるかのように足首を45度ほど上げ、踵だけで立っていらっしゃるのが特徴的です。

  • 【拝観について】
  • 要予約
  • 連絡先 観音コンシェルジュ 0749-85-2273
  • 己高庵より車で30分

馬頭観音坐像

山門公民館(長浜市西浅井町山門)

木造・素地 像高103.2㎝ 平安時代 県指定文化財
滋賀県最古の馬頭観音。馬頭観音は頭上に馬の頭を戴いて、観音らしからぬ忿怒相(=怒りの表情)をしている観音さまです。人びとを救済するため、雑草を食い尽くすように煩悩を食べてくれるといわれています。

  • 【拝観について】
  • 要予約
  • 拝観料 志
  • 連絡先 奥びわ湖観光協会0749-82-5909
  • 己高庵より車で35分

十一面観音立像

善隆寺(和蔵堂)(長浜市西浅井町山門)

木造・古色 像高101.5㎝ 平安時代 重要文化財
切れ長の目と鼻筋の通った端正な顔立ちと均整のとれたプロポーションが印象的な観音さま。3尺ほどの像高ですが、等身像に匹敵するほどの凝縮された存在感があります。

  • 【拝観について】
  • 要予約
  • 連絡先 観音コンシェルジュ 0749-85-2273
  • 己高庵より車で35分

鶏足寺

鶏足寺の緩やかな参道には、200本におよぶもみじの古木があり、苔むした石垣ともみじが幽玄な情景を醸し出しています。

伊吹山  ※土砂災害の為、入山禁止中(再開未定)


日本百名山のひとつ。
山頂のお花畑は伊吹の固有種や様々な種類の花が目を楽しませてくれます。また晴れている日は山頂から琵琶湖や濃尾平野までを見渡すことができます。

  • 登山口まで己高庵からお車で約40分
  • 標高1377m
  • 全長6km(片道)

横山岳


どこから見ても横たわって見えることから、「横山岳」の名がついたと言われています。美しい「経の滝・五銚子の滝」や自然豊かなブナ林がオススメポイントです。

  • 登山口まで己高庵からお車で約25分
  • 標高1131m
  • 全長7.8~9.8km

己高山


ブナ林とともに山岳信仰の数々の遺構を見ることができます。また数々の草花が目を楽しませてくれます。

  • 登山口まで己高庵から徒歩2分
  • 標高923m
  • 全長5.6km

小谷山


戦国大名「浅井氏」の居城があった山。秋の紅葉や道中から眺める湖北平野・琵琶湖は絶景です。また道中には小谷城跡の石垣や遺構がみられます。

  • 登山口まで己高庵からお車で約20分
  • 標高495m

賤ヶ岳古戦場


羽柴秀吉と柴田勝家が争った古戦場。道中や山頂からは余呉湖とびわ湖が眺望できます。また山本山からの縦走コースもありそれぞのコースで四季折々の素晴らし眺望が楽しめます。

  • 登山口まで己高庵からお車で約20分
  • 標高421m
  • 全長6~16km

賤ケ岳リフト HP

七々頭ヶ岳


古来より「丹生富士」と呼ばれた美しい山。山頂の西林寺は伊香西国三十三観音第二九番札所です。

  • 登山口まで己高庵からお車で約30分
  • 標高693m
  • 全長2~2.3km

行市山


賤ヶ岳合戦の際に柴田勝家の陣が置かれた山です。

  • 登山口まで己高庵からお車で約30分
  • 標高660m
  • 全長4.5km(片道)

山門水源の森


山門水源の森にはブナ、アカガシ、コナラ林などや県内でも珍しい湿原があります。四季を通じて自然の景色が楽しめ、貴重な動植物を観察することができます。

  • 標高210~510m
  • 全長4.3~5km
  • 己高庵からお車で約35分

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湖北野鳥センター


湖北町水鳥公園内にあり、展望窓からフィールドスコープや双眼鏡を使って珍しいコハクチョウやオオヒシクイなど琵琶湖の水鳥の観察ができます。また、パネル、標本や水槽の中に飼育された琵琶湖の魚や水草を使って、公園一帯の自然について説明されているので、目で見て自然を学ぶことができ、大人から子供まで楽しめます。

  • 所在地:滋賀県長浜市今西地
  • 駐車場:普通車30台・大型車2台
  • 料金:大人(高校生以上):200円(20名以上の団体は150円)
  • 中学生以下:無料※水鳥・湿地センターと共通
  • 営業時間:9:00から16:30 定休日:火(祝日の場合、順次繰延べ)
  • お問い合せ:湖北野鳥センター TEL:0749-79-1289

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余呉湖


賤ヶ岳(約422m)を一つ隔てた琵琶湖の北にあります。面積約1.8平方キロメートル・周囲約6.4km、水深13m、三方を山で囲まれた断層盆地にあって、琵琶湖との水面落差が49m近くあります。古くは、琵琶湖を大江(おえ)、余呉湖を伊香(いか)の小江と称し、天女の羽衣や龍神・菊石姫の伝説が残る神秘の湖です。別名「鏡湖」とも呼ばれます。観光資源として、天女の羽衣や龍神・菊石姫の伝説、イワトコナマズ、ワカサギ、フナ、コイ、ウナギ、ナマズ、水鳥などがあり、 わかさぎ釣りは余呉湖の冬の風物詩として、初心者にも手軽に釣れ大人気です。
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余呉高原リゾートYAP/奥伊吹スキー場/国境高原スノーパーク/箱館山スキー場


雪の多い北近江にはスキー場も多くあります。余呉高原リゾートYAPは積雪量も多く、多彩なコースレイアウトで、初心者から上級者まで楽しめます。また、グランスノー奥伊吹、箱館山スキー場などへもアクセス良好です。
余呉高原リゾートYAP

グランスノー奥伊吹

箱館山スキー場

長浜黒壁スクエア


黒塗りの壁から黒壁として親しまれるようになった、観光スポット。ガラス細工の販売や、ガラス工房以外にも、フィギュアミュージアムやお土産店などが並び、観光の中心地として賑わっています。

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長浜曳山まつり〈4月13日~15日〉


日本三大山車祭りのひとつの長浜曳山まつり。豊臣秀吉公が長浜を治めた頃から始まったと伝えられ、絢爛豪華な山車の上で子供歌舞伎が演じられます。

観光情報サイト

長浜市曳山博物館